2009/04/18

鉾田「村屋東亭」






3月の下旬より高速道路が1000円定額になって、ようやく最寄りの常磐道を利用してみました。たしかに利用台数が増えてますね。それも県外のナンバープレートが圧倒的です。遠距離であればその恩恵が大きく預かれるわけですから当然と言えば当然ですね。利用者を増やし、消費を促すのが目的ですからあとはいかに利用者の財布からお金を落として貰うかが肝要ですよね。落とせるほど金を持たない私としては穀潰し的存在ですが(笑)

それはともかく、今回は常磐道を利用して鉾田市にある「村屋東亭」に行ってきました。
ホームセンターの隣にあるこのお店は茨城のブランド“常陸秋蕎麦”を世に知らしめた功労者との事で、非常に愉しみにしてました。歳月を経た趣のある建物で、自然な佇まいが良いですね。入店した時間が開店時間まもなくだったので、他のお客さんが居なかったのですが、食べている間に徐々に増えてきました。来店してくるお客さんが意外にも若い人たちだったのは少し驚きましたね。蕎麦屋を巡ると大抵50~60歳代の夫婦を見かけるのですが、こちらでは20~30歳代がかなりいましたね。

そんな顧客属性に驚きながら、今回セレクトしたのは「天せいろ」1400円と「そばがき」1000円。ほどなくして出てきた天せいろは、蕎麦の瑞々しさが見た目で感じられましたよ。辛口のつゆをつけた蕎麦を口に含むと引き締まったしなやかなコシが堪能でき、そば粉10割つなぎ1割のいわゆる外1をじゅうぶん堪能できました。そばがきも同様で、丁寧な仕上がりに繊細な味にまさに“舌鼓を打つ”感じでした。ただ、そば湯は自分がポタージュスープみたいな白濁した濃いめが好きなので、こちらのそば湯にはあまり感動を得ることはできなかったのが残念でした。好みの問題なのでそこは差し引いても訪れる価値は確かにありますね。

村屋東亭 (そば / 新鉾田)
★★★★ 4.5


住所:茨城県鉾田市安房1418
TEL:0291-32-3173
営業時間:12:00~17:30
定休日:水曜日