2008/08/31

つくばみらい平「一扇」





今日はつくばみらい平市にある「一扇」に行ってきました。つくばエクスプレス線(TX)のみらい平駅から比較的近いところにあって、TX線が開通する遙か昔から営業しているそうです。近隣には茨城GCや常陽GCといったゴルフ関連の施設があるので、そこの利用客や地元の客がメインなのかと思います。

今回セレクトしたのは「鴨付そば」850円。十割外二のそばは細身で一見して柔らかそうな印象を受けます。実際コシはほどほどに抑えられて、喉ごしがツルリと感じられる品の良いそばです。そば自体はブレンドとのことで全体的には白く透明感があります。また鴨汁も鴨肉のエキスが良いダシとなっていて炙った葱と調和がとれていて、清涼感のあるそばと相性があって美味しいです。個人的には「ゐ田」の自ら焼いてつけ汁に混ぜるやり方が好きなのですが、この鴨汁もイイですね。また食後のデザートも美味しいです。

この店はうどんもやっていて、うどんとそばの合い盛りもあるので、次回はそれを食べてみようと思います。

一扇 (いっせん) (うどん / みらい平)
★★★★ 4.0


住所:茨城県つくばみらい市小張4087-15
TEL:0297-58-0138
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日

2008/08/29

渋谷「東京油組総本店 渋谷組」


今日は某レコードメーカー兼卸を行っている企業へアポイントがあったので渋谷に行ってきました。同行したMARR大兄より赤坂見附にある油そばの店が渋谷に2号店を出したのでランチはそこがお薦めとのアドバイスを受け、さっそく「東京油組総本店」の渋谷組へ行ってきましたよ。渋谷店ではなく渋谷組なんですね・・・。

それはともかく、油そばは高田馬場の「ぶぶか」でよく食べたのですが、ここ1年以上は食べてなかったので、久しぶりに食べたくなったのも事実。また最近はラーメンのスープが無い「スープOFF」というのもトレンドとなっているようです。店に着いたのが12時手前だったので、混雑してある程度待たされるのを覚悟していましたが、意外とすんなりと入店できて事前に食券を渡しておいたので油そば自体もすぐに出てきましたよ。

ラーメン自体の種類は油そばのみでトッピングの種類はある程度選べるようです。今回セレクトしたのは油そば大盛りと刻み葱 + 半熟玉子,刻み青葱,煎り胡麻が入ったスペシャルトッピングです。ぶぶかと違い、出てきてすぐにお酢とラー油を入れて全体的に大きくかき混ぜるのがこの油そばの食べ方のようです。油そばのイメージはぶぶかしか無かったので、今回の味はけっこう意表を突かれた感じがします。先ず味全体は濃厚ですが、くどさはなく、体調が優れないとぶぶかの油そばは体調を悪くするのですが、ここの油そばはそこまで行くような濃厚さではありませんね。具材全体をかき混ぜるので、どことなくカルボナーラ的な印象も受けますね。スープが無いのであっさりと食べられると言うのも良いのかも知れません。

油そばはスープOFFの特化したジャンルでうまく立ち位置ができたと思いますが、他のスープOFFのラーメンはどのようなものなのかちょっと気になりますね。

油そば 東京油組総本店  渋谷組 (ラーメン / 渋谷)
★★★★ 3.5


住所:東京都渋谷区渋谷3-18-10
TEL:03-3406-1911
営業時間:11::00-翌4:00
定休日:不明

2008/08/21

御徒町「厳選洋食さくらい」


以前dancyuで紹介され、行ってみたいと思っていた洋食店「厳選洋食さくらい」に行ってきました。御徒町から歩いて3分強、上野広小路からは1分強くらいのところあるビルの7F~8Fにこのお店はあります。dancyu誌面では豚生姜焼きを紹介していて、豚生姜焼き好きの身としては是非とも食してみたいと思っていたのですが、今回はメニューにあるオムライスの写真に猛烈に惹かれてしまい、オムライスをセレクトしてしまいました。

スープとサラダがついたフルサイズのオムライスのお値段は1,300円と少々高めですが、食べてみると相応かと思います。冷製のスープは自分が思っていた以上にひんやりとしたスープでしたが、冷たさで味が出ていないと言うことはなく、しっかりと堪能できました。メインのオムライスはソースがデミグラスとトマトケチャップの2種類選べるのですが、今回はトマトケチャップをセレクトしました。ほわっとした感じのたまごがコクのある名古屋コーチンと白米と玄米を混ぜ合わせたチキンライスを包み込んであって、口に運ぶとなかで広がっていくのが実感できます。またソースのケチャップも甘さ一辺倒ではなく、絶妙にトマトの酸味が効いていてとろけるオムレツ部分に相乗効果を発揮しているかと思いますね。

フルサイズのオムライスはボリュームがあるのですが意外と難なく食べられますので、女性でも大丈夫かと思いますが、手頃な価格とボリュームのハーフサイズもあるのでそちらを選んでも十二分にこのオムライスを堪能することができるかと思います。次回は是非とも黒豚の生姜焼きを食してみたいですね。

厳選洋食さくらい (ゲンセンヨウショクサクライ) (洋食 / 上野広小路、湯島、上野御徒町、御徒町)
★★★★★ 4.5


御徒町「厳選洋食さくらい」
住所:東京都文京区湯島3-40-7 カスタムビル7~8F
TEL:03-3836-9357
営業時間:11:30~22:45
定休日:無休

2008/08/19

湯桧曽「そば処 角弥」


毎年お盆明けに夏休みをとって家族で旅行に行っています。その時に普段は叔父家族と同居している祖母も連れて温泉地を中心とした旅行にしています。今回は群馬県の水上方面にある谷川温泉へ行きました。また毎回の温泉旅行で現地のそば屋にも必ず行っています。ちなみに昨年の大内宿では高遠そばを食べました。

今回はみなかみ町湯桧曽にある「そば処 角弥」に行ってきましたよ。関越道を通ってみなかみ町に入ったのがちょうどお昼時だったので、このお店にたどり着いた時はかなりのお客さんが入っていましたね。これはかなり待たされるのでは?と思ったのですが、意外とすんなり入れて、注文も非常にスムーズでした。今回セレクトしたのはへぎそばです。メニューには3人前からしか注文できなかったので、親父と一緒に食べることに。これまたさほど待たされず出てきたのですが、想像以上にボリュームがありました。盛り方に2種類あって茹でたまま盛るのが、名の通り「直盛り」。食べやすくひと口に盛ったのが「玉盛り」で、量が多くて茹で上げを直ぐに出せるとの事だったので「直盛り」を選びましたが、先述の通り、大ボリュームです。後半から拷問のように(笑)

それはともかく、へぎそばというのは初めてだったのですが、つなぎに布海苔を使っているのが特徴で発祥は新潟県の魚沼らしいそうです。比較的麺は太くつゆが透明なのが非常に面白かったですね。太麺ということもあって麺の印象は全体的に丸い感じです。ここ最近細くエッジが効いたようなそばを食べていたので、丸みを帯びた麺は久しぶりに美味しく感じましたね。もっともこのボリュームなのでだんだん間延びしていくのも感じ、途中から苦痛になってきたのも事実です。もっと人数がいて全員で食べるのであればなんの問題も無いのでしょうね。少し舐めすぎていました。一人前の量だったら非常に満足できたかと思います・・・。東京にもへぎそばを出すお店があったので今度そちらで試してみますかね・・・。

そば処 角弥 ((カドヤ)) (そば / 湯檜曽)
★★★☆☆ 3.0


湯桧曽「そば処 角弥」
住所:群馬県利根郡水上町幸知189-1
TEL:0278-72-2477
営業時間:11:00~17:00 [水]のみ14時まで
定休日:木曜日

2008/08/18

つくば「トラットリア・エ・ピッツェリア・アミーチ」





今回は雑誌「Pen」のピッツァ特集で紹介されたトラットリア・エ・ピッツェリア・アミーチに行ってきました。と言っても実は2回目です。前回はランチタイムに行ったのですが、その時はピッツァを頼まずパスタ類だけだったので、今回はナポリ認定の味を確かめるべく再び訪れた次第です。Penを読むまでまったく知らなかったのですが、恵比寿勤務時代に何回か訪れたパルテノペ恵比寿店出身の方がつくばで店を開いたのがこのアミーチだそうです。開店から僅かな期間で「真のナポリピッツァ協会」に認定された実力は伊達じゃありませんでしたね。


今回セレクトしたのはピッツァでは基本のマルゲリータ、生ハムとルッコラのピッツァと特製揚げピッツァを、パスタはトンナレッリの手長エビのトマトソース、本日のリゾットをあさりのリゾットでオーダーしてみました。その前にアンティパストとしてタコとジャガイモとセロリのサラダと魚介のフリットをチョイス。ちなみにワタシはセロリが苦手なのでサラダは食べられませんでしたが、周りの評価は良かったようです。魚介のフリットはシチリアの塩とレモンが効いていてシンプルな味を楽しめました。

思ったほど待たされずマルゲリータが出てきて、すぐさま生ハムとルッコラのピッツァと特製揚げピッツァがテーブルに。本来であれば水牛のモッツラレラチーズを使ったマルゲリータ・クラシカが食べたかったのですが、既に売れ切れで断念。レギュラーのマルゲリータを頼みましたがこちらも十分な味でした。やや塩加減が効き過ぎている気もしなくはなかったのですが、全体的な味は美味いのひと言ですね。生ハムとルッコラのピッツァもマルゲリータ同様塩味がやや効き過ぎている気がしましたが、問題ない範囲かと。Amici特製揚げピッツァはカルツォーネ風で全体を揚げてあってなかなか面白い造りです。包み込まれた生地の中身はモッツァレラ・リコッタ・グラナパダーノ・サラミ・チコリが入っていてボリューム感があります。

パスタは自家製手打ちでスカンピのジューシーな味がコクとなっていてとても美味でしたね。エビとして食べる部位は少ないですが、その分が出汁となっていて良いソースとなっています。今回やや残念だったのが日替わりリゾットのあさりのリゾットで、余計な味が入っていて本来のあさりの味がスポイルされていたように感じてしまったのがなんとも惜しいところでした。この味は好きずきでもあるので、一概にはもちろん言えませんが、個人的にはもっとシンプルな味付けの方が好ましいかと思います。

今回の心残りは本来のモッツラレラチーズと言える水牛をつかったマルゲリータ・クラシカにお目にかかれなかった事ですね。次回はぜひともこのクラシカを試してみたいです。

TRATTORIA E PIZZERIA Amici (トラットリア エ ピッツエリア アミーチ) (イタリアン / つくば)
★★★★ 4.0


住所:茨城県つくば市手代木286-1
TEL:029-852-5885
営業時間:[昼]11:00~14:30 [夜]18:00~23:00
定休日:月曜日